薬局に来られる患者さんの本来の目的は、薬を飲むことではありません。健康になり、「こうありたい自分」に向かう。そのお手伝いをするのが私たちの仕事だと考えています。ですから、お持ちいただいた処方箋は、『必ず』お受けいたします。
街には様々な店舗がありますが、「お大事に」と「ありがとう」とが人と人の間に交わされる店は他にありません。当社は「お大事に」を深めたいという思いで創業しましたので、会社の都合や業界の常識に捉われて「できない」と思わず、「できる」と思い、仲間と共に挑戦し続けて参りました。入手困難ないかなる薬であろうとも、また、その方にお渡しする分以外ほとんどを廃棄せねばならないとしても迷わず取り寄せるのは当然のこと、取り寄せた薬をご自宅まで直接お届けすることもあります。無菌調剤室をつくったのも、困っておられる患者さんの声があったからです。
患者さんの喜びは、生命の喜びです。薬を渡しているというより、私たちは心をお渡ししていると思っています。目の前の患者さんのために動くというのは当社の文化であり、すべての薬剤師が「患者さんのため」を合言葉に決定権を持っています。
当社の目的は「より良い人生」のお手伝い。薬がいらなくなるような健康な体をサポートするために、薬剤師が患者さんとコミュニケーションできる環境をつくり、管理栄養士による栄養相談や健康フェアの開催を通じて、処方箋がなくても来ていただける薬局になり、人生に寄り添っていきたいと考えています。
熱意ある医療人の方々との出会いで在宅看護ステーションが、そして介護施設の運営が始まりました。現在は薬局と介護施設と協働して入居者のためにもっとできることを模索しております。異なる職種が交流することで、健康を守ることから命そのものを生かすことの大切さを広げていく。そんなグッドプランニングの一員となり、力を貸していただければ嬉しく思います。